中学2学期中間テスト所感その2+11月の予定表
皆さんこんにちは。塾長です。
11月の予定表を添付しています。3日は中3は塾内模試があり、その前後に習熟度テストと、とても忙しいスケジュールです。習熟度の対策プリントなどは配布済みですので、コツコツと学習を進めていきましょう。中旬には期末テストも控えていますよ。
高3はラストスパートの時期に入ってきました。今月は推薦入試のピーク、また12月に入ると、私大一般入試の出願も始まります。しっかり話し合いながら前へ進んでいきましょう。
現在各生徒の学習管理表、及びテスト結果のコピーを見ながら状況を確認して、学習管理表にコメントをつけて返却する作業を開始しました。
前回結果を出している生徒について少し触れました。また時期を見て、テスト前にどのような学習を進めていったのかをインタビューし、このブログで紹介したいと思います。
今回は、生徒のテスト内容、また学習計画表を見ながら、いくつか気づき、問題点を書いてみたいと思います。
❶英語の定期テストの難化及び平均点下降
昨年までの定期テストに比べ難化が目立ちます。今回小郡中や平川中の中3など平均点が50点~50点台半ば。明らかに教科書内容の難化、それに応じた指導要領改訂によるテスト内容の難化が見られます。
小郡中の中3英語定期テストを見ましたが、ほぼ内容形式が山口県公立高校入試のそれに準じたもので、長文2題とも、テスト範囲に準じたものではありますが、教科書本文ではない先生のオリジナル文が出題されており、英作文も自分で内容を考える自由英作が出題されていました。英語が得意な生徒は対応できたとは思いますが、英語が不得意、あるいは教科書本文の読み込みが足りず、ワークの文法問題練習ばかりやっている状況では、厳しかったと思います。
英語の学習計画表の①に「教科書本文の訳がすべて口頭で言える」とありますが、これを定期テスト範囲発表までにどれだけ完成させておくかが大切と考えます。よくわからない文章や単語イディオムは、しっかり解決しておかなくてはいけません。いわゆる本文の精読と分析です。教科書本文の精読は授業中も行っていますが、これとワーク1回目完成をいかに早く完成させるかが大切です。
❷学校ワークの完成日の早さとテストの点は、明らかに相関がある!
学習計画表を見ていると、ワーク1回目の完成時期が遅い生徒ほど、あるいは遅い教科ほど、見事に点数が低くなっています。
以前のブログにも書きましたが、学習科目に偏りがあってはいけません。好きな教科とそうでない教科の学習時間に差があると、それは顕著に結果に出ます。
また中にはテスト前学習をさぼっているのではなく、進めたくても問題が自分一人で解けないという場合もあるかとは思います。しかし、そのような状況での解決策はただ一つ、人より時間をかけて進めていくしかないです。
つまり、なかなか学習をうまく進めない、理解するのがゆっくりな生徒であればあるほど、テスト前に一気に学習準備していこうという意識を変えて、毎日の復習(予習はいりません)を繰り返して、テストまでに積み重ねていく意識と周りのサポートが必要かと考えます。今回のようにテスト範囲が広くなればなるほど、やらなくてはいけないことが増え、やったとしてもその問題を繰り返していないため、忘れてしまったり、ミスをしてしまったり。そのような感じで点が低い状況になってしまいます。
目標点は生徒ごとに異なります。その目標点に応じて、正解しなくてはいけない問題のレベルを設定し、それを自力でできるようになるまで、繰り返し練習をすることが大切かと考えます。
とにかく早くから、学習計画表に準じてテストに向けた準備を始めましょう。テスト範囲が広ければ、はやくから準備を始めないといけないのは当たり前です。
テスト結果目標に対しての欲と、日ごろの勉強に対してのまじめさを、少しづつ持っていきましょう。
また、次の期末テストは、中間からの期間が短いと思うので、範囲は中間の時より短くなると思います。今回結果が出なかった人も、出た人も、はやくからコツコツと備えをしていきましょう!