令和4年度公立入試結果と中学生の高校選び


皆さんこんにちは。塾長です。

4月の終わりに発表されていた「山口県公立高校入試結果」について、ずいぶん時間は過ぎましたが掲載いたします。

入試の平均点は126.7点。昨年度の平均点が146.3ですから、およそ20点も平均点が下がったことになります。

特に国語、社会、理科が大きく下がりましたね。国語と社会は、問題を見た瞬間に「これは平均下がるな」と感じるほど、難易度は上がった感想を持ちました。

指導要領改訂から、問題自体の難易度は着々と上がっている印象です。学校の定期テストでもそれを見据え、先生によっては、基礎事項がわかっているかの確認と併せ、難易度の高い問題や、問題自体の設定の複雑化、字数の増加など、状況把握能力を求める問題などが多くなってきたように思います。生徒が「問題の意味が分からない」と感じるパターンは年々増加していますよね。以前も書きましたが、今回の入試は、「取れる問題を確実に取る」重要性がとても大切だった入試と思います。


この平均点の低下を見ると、結局一部の上位層が難易度の高い問題に対応する能力を磨く競争をしている一方、成績下位層がまったくついていけていない現状が浮かびます。当塾は来年20周年を迎えますが、初期に比べ現在の学力分布は(肌感でソースは無いのですが)、上位層の割合はそう変わらず、中上位層が減少、中位から下位層が以前よりボリュームが増えている。このようなイメージです。


少子化による入試人口の減少など、倍率そのものの低下も相まって、公立高校が年々入りやすくなっている印象です。特に山口市では、山口中央、西京、農高など、以前と比べて合格が出やすく(合格最低点が甘く)なってるのではと思っています。昔ではあまりなかったのですが、野田などの私立高校と競合していくパターンも多くなってきました。それだけ高校進路についての考え方の多様性も広がっていると思います。


さて、このような状況下の中、高校入試をどう考えたらよいのでしょうか?やはり、お子様の希望があればそれと、保護者の方の希望をしっかりとすり合わせて、先を見据えた高校進学をすることが大切かと思います。どこの高校に進んだかに満足を求める時代はすでに終わっています。そこで何を学び、その後どうしていくかです。中学生はまだ自分が何をしたいかわからない場合がほとんどですので、ご家庭の考えとして、大学等に進学させたいのか、手に職を付けることを優先したり、資格取得を目指すのか、早く社会に出して自立をさせていきたいのか、考えておくべきかと思います。ただ、その考えを熟成すべく、保護者の方も勉強すべきです。我々もそうなのですが、自分が経験していないことはわかりません。保護者の方も知らない無限の可能性が、お子様の前には広がっています。様々なアンテナを張り、お子様に触れさせていく環境づくりこそ、特にこのような山口県内のご家庭では必要かと思います。

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