公立高校入試平均点公表
更新日:2021年5月14日
塾長です。
昨年度の公立高校入試の平均点が発表されましたね。
詳細は以下の通りです。
国語 28.9点(昨年度比-0.5)
社会 33.2点(+0.1)
数学 25.7点(+4.4)
理科 31.0点(+7.7)
英語 27.4点(-1.9)
合計 146.3点(+10.1)
昨年度の数学と理科の平均点が非常に低かったため、両科目とも上がっています。特に理科は大幅上昇でしたね。
社会含め、やはりコロナ禍で全科目に選択問題が登場し、自分ができる問題を選択できる状況になったことが大きいと思います。
入試後、中3生に聞いたところ、数学が難しかったという声が多かったような気がします。全科目の平均点でも数学が一番低いので、特に数学があまり得意でない子は、思考が及ばない問題も散見されたような気がしますね。
当たり前ですが、できる問題を確実に取ることが、非常に合否に直結するなと。あとは、理社の出来ですね。理社がしっかり取れた生徒は、合格に近づけたのかなと思います。
とにかく高校入試は、得意科目に頼る戦略は非常に危険です。まんべんなく自分ができる問題を取り切ることが、合格につながります。
今年から指定教科テストが廃止になりますが、その分一般の入試問題の中に、より思考力を問う問題が増加します。手が付けられない、考えが及ばない問題も増えてくると思います。
だからこそ、全科目まんべんなく、できる問題をしっかり答える、これが本当に大事です。