大学全入時代における大学の入り方、高校の入り方

更新日:11月14日

皆さんこんにちは。塾長です。


早ければこの冬から、18歳大学志願者数を大学入学定員が上回る「大学全入時代」が到来すると言われています。選ばなければ、必ずどこかしらの大学へは進学可能になるということです。当然生徒を集められない大学は淘汰され、消えていくことになります。大学間の合併、吸収なども昨今多く目にします。先日の国立大の東京工大と東京医科歯科大の合併ニュースはびっくりしたものです。


昨年度定員割れの私立大学割合は全体の47.5%。一部の大学に人気が集中し、ほぼ全体の半数が生徒を集めることができていない状況になっています。私大については、一般入試の割合がどんどん低下し、偏差値的にも低下、推薦入学者がかなりの割合を占めている状況です。

しかし国公立大も、特に公立大を中心に推薦入学者の割合が以前に比べかなり増加しています。


以下は各国公立大学の令和4年度募集人員の表になります。






現在後期日程の募集人数より、総合型・学校推薦型の募集人数の方が多い状況になっています。特に公立大学の場合は、前期合計募集数16,326人に対して、推薦枠が9,806人と、いう状況です。国公立大学に進学希望する場合、まずは学校推薦型、及び総合選抜型の可能性を考え、それを一度チャレンジしてから一般入試に回る、あるいは、推薦入試が難しい場合は一般で挑戦する、これが現在の普通となっています。


高校時代、勉強で頑張らなかった子、あるいは頑張ったけど這い上がれず評定が低かった子は、浪人生など実力者ひしめく一般入試を選択せざるを得なくなるわけです。これが高校生が3年間、忙しいながらも、絶対日ごろの勉強を頑張っておかなければいけない理由です。


進学校もしかりです。いわゆる「進学校」と言われる高校の生徒たちは、周りの生徒レベルが高く、全体的に一般入試に向けての学習カリキュラムになっており、3年間で入試に必要な学習を余裕ない時間ペースで無理やり進めていくため、入学した後なかなか学習理解が追い付かず、這い上がれず、いわゆる「深海魚」になってしまう生徒も多い。そうして評定点が低く、かつ一般入試で戦える力もつかず、入試全敗して浪人へ・・・このような流れはとても多いです。当然その中でもしっかりと現役で一般入試で合格していく生徒もたくさんいるのも事実。しかしそれは個々の学力レベルが高いということで、誰にもできる事ではない。

保護者側も、特に進学校に多いのですが、「この高校に入ったんだから、何とかなる(何とかしてくれるでしょ)」と思っている保護者の方は多いです。


以前にも書きましたが、高校3年間は、中学3年間にまして大切な3年間となります。一層の毎日の学習努力が必要になります。今から高校に入学していく生徒さんは、一層入試形式が多様化していると思います。高校の新しい教科書がスタートし、今の高校1年生から共通テストも変わります。先日英語の試行問題が発表されましたが、4技能志向が強まり、なかなか難しいです。様々な入試形式、どれにも対応できる準備を高校3年間でしておくことがどれだけ大切か、できれば高校に入学するときにしっかりと認識してほしいと思います。




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