常日頃思うこと。


現在各生徒たちの定期テスト対策真っ最中です。10月初めに修学旅行があった中3生はまだまだ学校ワークなど手をつけていない子もチラホラ。気持ちを切り替えて、定期テスト準備を進めていきましょう。


さて・・表題なのですが、当塾に中学から高校へとずっと通い続けてくれている生徒の中に数学がすごく苦手な子がいます。中学時代その生徒は簡単な計算の理解や方法が全くつかめず、基本問題がほぼできない状態を続けていました。今高校生になって、数学が苦手なのは変わりませんが、飛躍的にできる事が増えています。理解できることが格段に多くなっています。このことについては、妻とも「すごいよね」といつも話しています。

自分の次男も、小学中学と野球をやっていましたが、1度も公式戦に出場したことはありません。ずっと線も細く運動神経がないと思っていて、中学のときは一度も背番号をもらえませんでした。しかし高校生でハンドボールのキーパーで試合に出るようになり、大学生になってダンスを始め、卒業辺りになると、こちらもびっくりするような華麗なステップをかますようになり、身長も今は180㎝以上あります。


次男の例は少し違うかもしれませんが、子供たちの成長スピードには個人差があります。いつその成長が加速するか、できないと思っていたことができるようになってくるかわからないのです。同じ学年でも背が高い子低い子、頭の回転が速い子遅い子、色々な子がいますが、これは成長速度に個人差があるのだから当たり前だと思っています。


しかし子供たちは同じ学年という枠に入れられていて、その中で比較される。その中で劣っていることが、この先もずっと劣っていることには決してつながらないのです。私たち保護者の方を含めた周りの大人が大切にしていきたいことが「成長を待ってあげること」だと思います。今目の前の状態や結果にイラついたり、怒ったりするのではなく、その結果を踏まえて、今までの反省と、次回へどうしたらいいと思うのかの確認を、子供たちと冷静に話す時間を持つことが必要なのではと思っています。


子供の成長スピードを見極めながら、今しなくてはいけないことをしっかり伝え、励ましかつ躾ける。私自身も子育て中のときはなかなか思えなかったことです。目の前の結果や状況に、どうしても一喜一憂してしまいますよね。

しかし約20年間塾を経営して、本当に様々に成長していった生徒たちを見るにつけ、「待ってあげる」ことの大切さはしみじみ感じています。正直塾を経営していますので、目の前のテスト結果は全力で追い求めています。しかしこれはそれまでの過程が関係してくるものでもあり、その時の生徒たちの心身の成長度合いが関係してくるものでもあります。理解するスピードや暗記力など、どうしても劣っている生徒もいますし、今の時点で優れている生徒もいますが、成長するにあたってその差がだんだんとなくなってくるケースもたくさん見てきました。


いずれ生徒たちは教育から離れ、社会に自立しなくてはいけません。一人で生きていくために必要な力を今学んでいるという思いを、私たちも持ち続けていきたいと思っていますし、そのための躾も今やっているんだという自覚をもって接していきたいと思っています。




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10月に実施された中3の習熟度テスト結果が戻り始めました。8月の習熟度に比べ、随分と平均点は上がっています。 以下点数による偏差値対応表と、各高校の基準偏差値(当塾が参加している模試会社からのデータ)を記します。 もちろん、すべての学校のデータを集めているわけではなく、正確なものではありませんので、あくまで数字は参考までにとどめておいてください。大体の現在の立ち位置を考える基準になればいいかなと思