2022高校指導要領改訂 数学はどう変化する?
みなさんこんにちは。塾長です。
ご存じの方も多いと思いますが、2022年度に高校入学する生徒たちから、随時新しい指導要領が適用となります。
主な変更点は
①数学Cの誕生(以前はありました)
②ベクトルが数学BからCへ
③複素数平面が数ⅢからCへ
④「数学と人間の活動」「数学と社会生活」「数学的な表現の工夫」なる単元の創設
などとなります。
現在数学を教えている身からすると、どえらい変化に見えます。
取りあえず保護者の皆さんや、生徒たち向けに、わかりやすく説明した動画を貼っておきますね。
数学を学ぶ上で、いつも大切だなと思うこと、それは「過程を大切にすること」です。たとえば様々な公式一つにしても、なぜそうすると答えが出るのか、それを不思議と思う、興味をもつ、その気持ち姿勢こそが、一番大切な気がします。学習のレベルが上がれば上がるほど、その過程部分を問われることが多いですし、逆に問題を解く場面で、基本に立ち戻る場面も多くなってきます。初見問題でわからないとき、すぐに答えを見るのではなく、なぜ、どうして、なるほど、と考えることを苦にしない、このような気持ちをはぐくむことこそ、数学や他科目が得意、好きな子供に育っていくと思っています。